ブログ(仮)
Posted by l.c.oh - 2006.02.05,Sun
昼にラーメンを食べに出た以外は外出もせず。
明日の試験は中国近代法史。問題の前ばらしがあったので、半日で答案構成した。
中国近代法史の分野は、学術的な研究がやや手薄な部分で、本の類が少ない。あっても、バイアスの強いものが多い印象があります(例えば、「清の時代には法律はあっても形だけで、実社会ではあまり意味をもたなかった」ということは、中国の国民性論と絡めてよく言われる言説だそうですが、これは、文献等の研究を通して、1970年代には否定されている学説だそうです。)。
国民性論というのも扱いの難しい言説でしょう。本来は、いくつかの事象の結論として「だからこういう国民性」と扱うのがよいのだと思います。
しかし、ある種の国民性から目の前の事象を説明しようという扱いの方が一般によくなされるような気がします。さらに、このとき、「国民性」には評価が伴っていて、「だから日本人はだめなんだ」みたいなように使われることが非常に多い印象。何も国民性に限らず、ジェンダーの話とかでも時々使われる論理だと思います。
日常会話にでは別に何とも思わない(多分自分でも使っている論理)のですが、評論やテレビのコメンテーターのコメントとかでこういう推論が出てくると、げんなりします。
構成も何も考えないで書き散らかすと、こういうぐずぐずの文章が出来上がる。反省しないといけませんね。まぁ、今日はもうアルコールを入れてしまって直すのも面倒なので、このまま出しましょう。
明日の試験は中国近代法史。問題の前ばらしがあったので、半日で答案構成した。
中国近代法史の分野は、学術的な研究がやや手薄な部分で、本の類が少ない。あっても、バイアスの強いものが多い印象があります(例えば、「清の時代には法律はあっても形だけで、実社会ではあまり意味をもたなかった」ということは、中国の国民性論と絡めてよく言われる言説だそうですが、これは、文献等の研究を通して、1970年代には否定されている学説だそうです。)。
国民性論というのも扱いの難しい言説でしょう。本来は、いくつかの事象の結論として「だからこういう国民性」と扱うのがよいのだと思います。
しかし、ある種の国民性から目の前の事象を説明しようという扱いの方が一般によくなされるような気がします。さらに、このとき、「国民性」には評価が伴っていて、「だから日本人はだめなんだ」みたいなように使われることが非常に多い印象。何も国民性に限らず、ジェンダーの話とかでも時々使われる論理だと思います。
日常会話にでは別に何とも思わない(多分自分でも使っている論理)のですが、評論やテレビのコメンテーターのコメントとかでこういう推論が出てくると、げんなりします。
構成も何も考えないで書き散らかすと、こういうぐずぐずの文章が出来上がる。反省しないといけませんね。まぁ、今日はもうアルコールを入れてしまって直すのも面倒なので、このまま出しましょう。
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