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Posted by l.c.oh - 2005.09.14,Wed
 国民審査が終わって、アクセス数もだいぶ落ち着いてきました。


 今日は、ちょっとおもしろい、沖縄県の国民審査結果を見てみることにします。

 まず、下の表を見てください。

国民審査の結果
沖縄県全国平均
×の割合14.62%7.82%


 すごい差ですよね。最初計算したときは、絶対何かの間違いだと思ったのですが、どうも何回計算してもこうなるし、沖縄県選挙管理委員会の情報を信用する限り、これは間違いないのです。

 原因が何か気になるところです。
 沖縄がらみの大事な判決でもでていたのか、と疑ったのですが、ちょっと探したところ、それもないようです。となると、ほかの原因を探さないといけません。

 そこで、下の表を見てください。
投票率
沖縄県全国平均
小選挙区62.35%67.51%
比例代表62.08%67.46%
国民審査43.27%64.87%


 なぜか沖縄県は、国民審査の投票率だけが飛びぬけて低いのです。市町村レベルで見ると、国民審査の投票率は軒並み10%を切っています。那覇市も41%です。衆院選の投票率は全国平均並なのに、国民審査だけなぜか投票率1%台なんていう場所もありました。他の都府県(情報が入手できたもの)では見られない傾向です。
 そこで考えられるのは、沖縄県だけが「国民審査の投票用紙を比例代表の投票用紙と一緒に渡す」という方式をとらなかった可能性です。たとえば、国民審査だけちょっと離れた会場で行われていたとしたら、投票率は自然と低くなるでしょう。その場合、投票する人は国民審査をするエネルギーを費やす価値があると考えている人、すなわち裁判官について何らかの考えを持っている人の割合が高くなると考えられます。結果として、×をつける人が多くなり、上の表のような結果になった、というのが僕の推測です。

 どうでしょう?沖縄だけ投票用紙の渡し方が違う、というのもなかなか考えにくい事態ではあります。実際違うとしたら、問題にもなりそうです(誰が気にするのか、ということはさておき。)。どなたかご存知の方、教えてくださ~い。

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