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Posted by - 2025.11.05,Wed
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Posted by l.c.oh - 2006.12.07,Thu

堀江 敏幸

いつか王子駅で



 「路面電車の走る下町を情感込めて描く長編小説」だそうです。

 とりあえず、日本語が「よい」。表現が稚拙だが、「美しい」でも「読みやすい」でもなくて、「よい」日本語を使ってるな、と思う。一文が長くて、1ページくらい句点が打たれてなかったりするのだが、それでも「よい」と感じる文章、というより、長いからこそ、なのかもしれない。
 この人の本は、何となくフィーリングがあいそうな気がします。おいおい、他の本も読んでみることにしましょう。

12月7日読了
★★★★★
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Posted by l.c.oh - 2006.12.04,Mon
 マニアの道にどんどん分け入っていくことにしましょう。


 先日いただいたコメントを読んでいて、ふと疑問に思ったことがあるので、書いておきます。
 動産・債権譲渡特例法(「動産及び債権の譲渡の対抗要件に関する民法の特例等に関する法律」。長っ)の登記原因は、契約の法形式を反映しているのか、ということです。

 譲渡担保権の設定に際して、この法律を使おうと思うと、裁判の時点では、譲渡担保権者としては、担保権として認定して貰う必要があります。一方、譲渡担保権は、他の担保手段が尽きた時に使われるもの、という意識があるらしく、譲渡担保権設定者は譲渡担保権が設定されたという公示がされることを好まないといわれています。つまり、登記原因を「譲渡担保」ではなく、「売買」とするインセンティブがあり、不動産譲渡担保については判例上も、登記原因から形式的に契約の性質決定をするのではなく、実質的に判断するという扱いが定着しています。
 動産・債権譲渡特例法にはもう1つ使い方があって、特に集合債権を証券化する際に対抗要件具備を簡略化するという目的もあります。詳述は避けますが、この場合は、組成される証券のリスク限定のため、買受人としては、裁判の時点で間違いなく売買であったと認定される必要があります(いわゆる「真正売買」の問題)。一方、形式的には証券化であっても、実質的には譲渡担保である場合もあり(特に会社更生で、更正担保権として扱われるか否かについて大きな差が生じます)、これについても、契約の性質決定については、形式的ではなく、実質的に判断されています。

 端的に言えば、動産・債権譲渡特例法には、相互に流動的な2つの法形式について異なった要求が混在しているように思うのです。
 一般的には、譲渡担保は集合動産、証券化は集合債権を目的物とするので問題はさほどないような気もするのですが、集合債権譲渡担保も集合動産の証券化も十分にあり得るので、不動産登記と同様に、実質的な契約の性質決定の問題は残っているように思います。
 最近は、譲渡担保に対する負のイメージが徐々に後退しているという指摘もあり、こと集合動産・債権の譲渡担保については、有効な資金調達手法として積極的に活用されていると聞いたこともあります。だとすれば、譲渡担保なのに登記原因を「売買」とするインセンティブは、譲渡担保側では減少していると見ることもできそうです。しかし、証券化側では更生担保権としての扱いを潜脱するために、上記インセンティブは残っているでしょう。


 なにやら内容が混乱してきていますが、要は、動産・債権譲渡特例法上の登記原因には、不動産登記の登記原因(売買or譲渡担保)以上に信用できるのか、それとも同程度しか信用できないのか、ということが気になっています。
 理解してもらえるかな…
Posted by l.c.oh - 2006.12.03,Sun
…もう何も言うまい。
Posted by l.c.oh - 2006.12.02,Sat
 非常に重い荷物を下ろした直後は何かと惚けてしまうものです。
 この3日で飲んだ酒の量を考える。で、過去を振り返るのはやめることにしました。

 …今夜は抑えめにします。
Posted by l.c.oh - 2006.11.22,Wed


筒井 康隆

夜を走る トラブル短篇集



 「悪夢のような不条理と極限状態に壊れていく人々」と背表紙の紹介文にありますが、彼らはスタート時点で、客観的には既に壊れています。壊れていても、結構楽しそうな人々。読者はただ、彼らが加速度をつけて落ちていく様を眺めるだけ。
 「精神の強靭でない方は決して読まないでください」と帯にまで書いてあるが、精神が強靭かどうかではなく、第三者的地位をキープできるかがこの本を読んで面白いと思うかどうかの分かれ目ではないかと思う。

 筒井康隆氏の書法に慣れていないと、表題作とかは読んでて疲れるかもしれません。

11月21日読了
★★★☆☆
Posted by l.c.oh - 2006.11.22,Wed


 琥珀ヱビスなるものを飲んでみた。近所のLAWSONでロング缶1本330円也。
 思っていたよりあっさり味。ものすごく飲みやすい。ビール特有の苦味がさほど強くないので、ビールが苦手な人でもいけそうな気がします。
 後味もすっと抜けていく感じですが、ほんのわずかに甘み(酸味?)と香りが残ります。
 うまい。でも、ロング缶1本300円を超えると、ちょっと躊躇します。あと、個人的にはもっと明快な味のほうがよいかも。

 琥珀ヱビスについて詳細はこちら

 ちなみに肴は焼き海苔(プレーン)。酒に金をかけるとこれが…
Posted by l.c.oh - 2006.11.19,Sun
 聴きに来て下さった方々、本当にありがとうございました。
 参加した方々(当然裏方も含め)、お疲れ様でした。

 「悲愴」を2nd Vn.で演奏しましたが、肉体的な疲労は今まで弾いたどの曲よりも大きかったように思います。楽屋出口前に止まっていたタクシーに危うく乗りかけました。
Posted by l.c.oh - 2006.11.16,Thu
近時、mixi経由でバトンがよく回ってきます。


サト☆氏から、酒バトン(その2←このブログでは。)

【1.好きなお酒はなんですか?】
 何でも。大抵はビール。

【2.嫌いな(または苦手な)お酒はなんですか?】
 どうやら泡盛が天敵らしい、ということが最近判明。

【3.誰と飲みますか?】
 現在及び過去の学校(オケ含む)の友人達と。あとは一人で。

【4.泣き上戸?笑い上戸?】
 語り上戸。

【5.酔いが顔に出る方ですか?】
 全く。そのせいで何度痛い目を見たことか。

【6.記憶を無くしたことはありますか?】
 数限りなく。

【7.今までで一番楽しかったお酒は?】
 これ、っていうのはないなぁ。

【8.逆に、一番思い出したくないお酒は?】
 思い出させないでほしい。

【9.彼氏(または彼女)とお酒を飲むのは好きですか?】
 忘却の彼方ではあるが、できたら飲むだろうね。
 まぁ、大概俺が一人で飲んだくれて終わるんだろうが。

【10.お酒を飲んで、いきおいで喧嘩をしたことはありますか?】
 喧嘩するようなテンションにはならない。

【11.お酒が好き?飲み会の雰囲気が好き?】
 お酒が好きです。飲み会の雰囲気も好きですが、飲み会でない酒にも同様の価値があります。

【12.次に回す人3人を指名して下さい。コメント付で♪】
 STOP…コメント



…あまり多くを語らないことにしましょう。
Posted by l.c.oh - 2006.11.14,Tue
色バトンだそうです。

★好きな色は?
特になし。強いて挙げるとすれば、原色の青。

★嫌いな色は?
無。

★携帯の色は何色?
濃紺

★あなたの心の色は何色?
「心」は私の定義の上では無体物なので、色彩は観念ができません。

■回してくれた人の心の色は?
>いまはねー、落ち込み気味だから、紺。
と言っているので、恐らく紺なのでしょう。

★次の6つの色に合う人を選んでバトンを回して下さい。(赤、青、オレンジ、ピンク、黒、白)
ストップ。



バトンを回してくれた、とり氏には謝意を表したいと思います。
酒飲んでなければ、もう少しまともなことかける気がするが。

いや、煙に巻くつもりはないんだけどね。
Posted by l.c.oh - 2006.11.14,Tue



 こんなものが届きました。
 カメラの性能が悪くてよくわかりませんが、イギリスの作曲家、Sir William Waltonの弦楽四重奏曲のスコア及びにパート譜。しめて13000円(位)也。まだ著作権も切れてないし、極めてマイナーな曲ゆえのこの値段。というか、このブログ見てる人の中で、この曲知ってる人いるのかしら。

 予定では、再来週の頭にあるテスト明けに届く予定だったのですが、案外早くついてしまいました。届いたら開けてしまうのが性。
 発送から28日かかる、って書いてあったのに。予定が狂う。

 まぁいいや。いつかやりたい。というかやる。まずは面子を考えねば。
僕が(一部)書いた本が出版されました
yanagawasemi
柳川範之+柳川研究室[編著]
これからの金融がわかる本
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