ブログ(仮)
Posted by l.c.oh - 2006.02.24,Fri
ちょっと茨城の方に出かけてきました。
常陸太田市の「佐竹寺」という寺に寄ったのですが、ここの本堂はすごい。(下の写真は、常陸常陸太田市のHPからいただきました。)
画像が小さくて見にくいかもしれませんが、茅葺きです。竣工は1543年。信長が9歳のときから建ってるということです。
明治39年には国の重要文化財に、昭和4年に国宝に指定されていますが、戦前は廃仏毀釈のせいで無住の寺だったそうです。戦後頑張って再興してはいるようですが、うらさびれた印象は免れません。火気厳禁の立て札の脇で落ち葉を燃やしていたり、事務所みたいなところの脇には洗濯物が干してあったり。人もほとんどいないし。
盛っていない理由はいくつかある(アクセスが悪いなど)でしょうが、やはり管理にかけられる資金が不足しているのが大きいように思います。庭の維持に業者を入れられないとか、事務所をもう少しきれいにしておくとか、うまいことやると立派な観光資源になりそうなきがするのですが…
そのあとで行った茨城県天心記念五浦美術館が、いわゆる箱物行政の象徴のような施設だったので、その落差に悲しくなりました。五浦美術館の庭に費やしているコストの100分の1でも佐竹寺に回せば、だいぶ状況が改善しそうです。文化財保護行政で、もう少し「古くからあるもの」を大切にする姿勢があってもよいのではないかな、と思ったり。
常陸太田市の「佐竹寺」という寺に寄ったのですが、ここの本堂はすごい。(下の写真は、常陸常陸太田市のHPからいただきました。)
画像が小さくて見にくいかもしれませんが、茅葺きです。竣工は1543年。信長が9歳のときから建ってるということです。
明治39年には国の重要文化財に、昭和4年に国宝に指定されていますが、戦前は廃仏毀釈のせいで無住の寺だったそうです。戦後頑張って再興してはいるようですが、うらさびれた印象は免れません。火気厳禁の立て札の脇で落ち葉を燃やしていたり、事務所みたいなところの脇には洗濯物が干してあったり。人もほとんどいないし。
盛っていない理由はいくつかある(アクセスが悪いなど)でしょうが、やはり管理にかけられる資金が不足しているのが大きいように思います。庭の維持に業者を入れられないとか、事務所をもう少しきれいにしておくとか、うまいことやると立派な観光資源になりそうなきがするのですが…
そのあとで行った茨城県天心記念五浦美術館が、いわゆる箱物行政の象徴のような施設だったので、その落差に悲しくなりました。五浦美術館の庭に費やしているコストの100分の1でも佐竹寺に回せば、だいぶ状況が改善しそうです。文化財保護行政で、もう少し「古くからあるもの」を大切にする姿勢があってもよいのではないかな、と思ったり。
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